11月27日

児童が商店街PR 和歌山でポスター披露
 街づくりの一環として、
南海和歌山市駅地区商店街
と和歌山大付属小の児童た
ちが進めてきた店をPRす
る「元気いっぱいポスター」
が完成し、26日、市役所
城北連絡所で作品の披露発
表会が行われた。

 五年C組の児童が九月末
自分たちが作ったポスターを見る児童たち

から総合学習の時間で、同商店街二十五店舗を取材。店主に話
を聞いたり、商品の写真を撮ったりしてポスターの図案を考え
写真店経営徳田直季さん(和歌山市島橋東ノ丁)の指導を受け
ながらパソコンを使って仕上げた。

 ポスターは縦120cm、横90cm と大型で、時計店、写真店、飲
食店などをPR。「あなたの希望の時計はここにある」「思い
出を残そう」などのキャッチコピーに、笑顔の店主や商品の写
真がレイアウトされており、店主らは大喜び。「ありがとう、
大切にするね」などと言いながら、作品を受け取っていた。

 永西扶実さん(10)は「色遣いに苦労したけど、上出来」
と満足そう。
12月2、3日は市駅前広場でポスター展が開かれる。

              読売新聞和歌山版(2002.11.27)


附小生がお店のポスター
12月2日、3日 市駅前に展示
自分たちで作った大型ポスターの前で店の人と 和歌山大学附属小学生が市駅前商店街のポスターを作る取り組み「元気いっぱいポスター作成プロジェクト〜じぶんたちも協力できるかな 街つくり」で11月26日、完成した大型ポスターを店の人に披露した。
 ポスターづくりは同小5年C組36人が、写真家の徳田直季さんの協力を得て9月末からスタート。まず、ニュース和歌山や雑誌社、デザイン事務所で取材やレイアウトの仕方を学習し、10月から4人1グループで商店を回った。
 雀寿司のマークが特徴的な角清のポスターは佐藤朋子さん、西秀之くんらが担当。「建物全体を写真に撮るのに苦労」しながらの作業となった。店主の中村好孝さんから「雀のバックにある竹に合わせて緑を使って」との注文で、緑色を基調とした落ち着いたポスターを仕上げた。
 セキネパーキングは下間俊哉くん、東賢一くんらのグループ。オーナーがしゃがみ込んだ写真に「私が関根武夫です」とキャッチコピーをつけた。関根さんは「子どもたちの独創的な発想は面白い。よくできてます」と上機嫌。制作した2人は「文字の位置をもう少し直したかった」と言いながら、出来映えには満足している。
 徳田さんは「こうしたいと言ってきたことにはアドバイスしましたが、こちらからはあえて教えませんでした。これで終わりでなく、毎年続けたい」と提案。高石順弘教諭は「小学生とお店の人、徳田さんのコミュニケーションを深めることをねらいました。これが市駅前商店街の力になれれば」と願っている。
 ポスターは12月2日(月)、3日(火)午前10時から午後6時まで、市駅前広場に展示。25点をコンパネに張り付け、授業風景や作業の様子を写した写真も紹介する。2日は10時からオープニングイベントがある。

写真=自分たちで作った大型ポスターの前で店の人と)

ニュース和歌山(2002.11.30)


和歌山大教育学部付属小の児童が作製したポスターが登場 南海和歌山市駅前 /和歌山

◇総合的学習の一環
 南海和歌山市駅(和歌山市)前の広場に2日、和歌山大教育学部付属小(矢萩喜考校長)5年C組の児童36人が総合的学習の一環で作製した駅周辺商店・企業のポスター25枚が登場した。通学に使う児童の多い同駅周辺へにぎわいを呼び込もうとの狙いで、商店主の顔や扱い商品などが色とりどりに印刷されたポスターに乗降客も足を止めていた。展示は3日まで。
 ポスターは、縦約120センチ、横約90センチ。「街作り」をテーマに9月から学習を進めた児童らは、同市在住の写真家、徳田直季さん(42)から、取材方法などを学んだ後、4人ずつ9グループで、10、11両月に、家具店やカメラ店、布団店、居酒屋などを訪問。店主らから店の特徴などを取材し、パソコンで仕上げた。
 ポスターは、店主の顔写真を大きくしたり、取り扱い商品を中央にすえたりとさまざま。精肉店のポスターには、「学校給食にもお届けしています」と児童の関心を反映したコピーも。畳店を訪ねた雜賀礼衣さん(11)は「畳表に和紙を使うのを、店の人に教わり、ポスターに載せた。写真がぶれて、撮り直しに行くこともあった」と言いながら、“力作”に満足そうだった。 【植松晃一】
[2002.12.03毎日新聞]



商店街のポスター作ろう
附属小生がニュース和歌山本社で学習
説明を熱心に聞く児童 和歌山大学附属小学校(和歌山市吹上)の5年生が10月2日、同市南中間町のニュース和歌山を訪れ、紙面づくりを学んだ。
 同校は、総合学習の時間に市駅前商店街にある商店のポスター製作に取り組んでいる。その中で、写真家の徳田直季さんの指導で写真を撮影するが、全体のレイアウトなど紙面作りのノウハウがつかめないため、本紙の製作現場でその方法を学んだ。
 この日は、高石順弘教諭と生徒8人が本社を訪問。ポスターはカラーを主体とすることから、本紙が全ページカラーで発行している増刊号を製作する営業企画課のスタッフから取材時のポイント、質問の仕方、見出しの決め方、文字や背景のデザイン、色づかいなどの説明を受けた。
 続いて、子どもたちは2班に分かれてコンピュータに表示された紙面の加工を体験。文字や背景の色を変えながら、特集「秋風吹いたらあんこのお菓子」のページを題材に、「秋」「あんこ」のテーマにふさわしい色を探った。
 児童らはできあがった作品を前に、「学校のコンピュータより使いやすいわぁ」と話し、レイアウトや色で印象が変わることに驚いていた。
 高石教諭は「テーマ設定やメモの取り方など具体的な取材方法が印象に残ったようです。雑誌社などを見学した後、グループ別にお店を訪ねて話を聞き、11月半ばまでにポスターを仕上げたい」と話していた。

写真=説明を熱心に聞く児童)

ニュース和歌山(2002.10.10)

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